【発達障害】大学生の就職活動が難しい訳は？『できないこと』と『できること』自分の特性を理解してもらえる障がい者枠での採用

発達障害学生の就職活動が難しい

就職できないと、あきらめていませんか？

発達障害は病院で診断を受けたあと障害者手帳をもらうことができます。
発達障害専門の転職エージェントを利用、就職支援を受ける場合は、障害者手帳がなくても役所の認定をもらえば利用できます。

『広汎性発達障害』
言葉を耳で聞いて理解することが苦手な方
『ADHD』『自閉症』『多動症』など症状は様々です。

就職している人でも仕事でミスを連発して続かないと辞めてしまい転職先を探している方、結局家に引きこもってしまう方も少なくありません。

周囲になかなか理解されにくい病気なのでサポートがないと『単に仕事ができない人！！』というレッテルを貼られてしまうかもしれません。

職場の人のサポートがあれば、自分が得意な分野で仕事の能力を発揮できるかもしれません。

障害者枠雇用？一般雇用？

障害者雇用だと

障がい者雇用枠で就職すると勤務内容や勤務時間にちょっとした配慮を受けられます。
配慮や支援があれば、力を発揮できるかもしれない。

障害者雇用のインターンシップを実施している会社もあります。

発達障害の学生は、仕事を覚えるまでに時間がかかる

でも、一旦仕事を覚えてしまえば、かなりのスピードで伸びていくので将来的には、会社の柱になってくれることを会社は望んでいます。

言語・計算・空間認識などの能力をはかる適性検査を受けて、検証能力などをチェックし優れていれば、伝票のチェックの仕事をするなど得意な分野の仕事に配置してもらえる可能性もあります。

一般雇用だと

初めて会う人とうまく話せない、コミュニケーションがとれない、電話がかけられない、自分で考えて仕事ができないとかなり仕事がやりづらくなり精神的に不安定な状態に陥ります。

今までは、意識していなかったのに就活でどうしても内定が取れないなどの理由で調べてみると発達障害が発覚するという例もあります。
最近では、大学に臨床心理士をおき相談できる大学（早稲田大学など）もあります。

『発達障がい』だとわかったら自分自身を見つめなおし、自分にどういう特性があるのか自己理解することが大切です。

履歴書を提出したことがない人35.2％
面接を受けたことがない人39.3％

大学の就職課に自分で行くことが出来ず
友達に聞くことも出来なくて
面接がこわい
就職活動のスタートラインにさえたてない人もいます。

就職活動に失敗して家にひきこもってしまうと、自分も家族も追い込まれていきます。

自分の持っている能力が活かせる『障がい者枠』での就職も考えてみては、いかがでしょうか。

NHK「コワくない。就活」

NHK就活生応援キャンペーン2019

発達障害のある大学生支援

発達障害学生白書2018

(株)kaien

NHKニュース『おはよう日本』
2019年3月1日放送参考

まとめ

発達障害の就職が難しい訳は、相手の求めていることがわからないので、どう対応したらいいのかわからない。面接でも何を話せばいいのかわからないので内定がもらえない、就職できたとしても自己分析ができておらず、職場の方にも理解してもらえず人間関係がうまくいかなくなって仕事を辞めてしまう事が原因と考えられます。
まず自分自身の出来る事、出来ないことを見つめ直し、職場の方にそれを理解してもらうことが大切です。
一般雇用での就職で求められる、発達障害の方にとって特に苦手な周りの空気を読むことが出来なくても、発達障害専門の就職支援サイトなら理解してくれる会社を紹介してくれます。苦手な会社との交渉も担当者がやってくれるので安心です。
こういった就職サポートを利用して、自分の得意分野を活かして永く続けられる就職先を探してみましょう。